ウルトラマンA(HDリマスター版にて)
ウルトラマンAの魅力について、実見して、書き漏らしに気づいたので追加。
・隊長がすばらしい
帰ってきたウルトラマンの隊長は、部下を疑ったりするイヤな奴でしたが、
エースの竜隊長は、厳しい所は厳しく、それでいて、常に部下を信頼しており、
部下を守る為には時に上官とも闘う、という、まさに「理想の上司」でした。
これもムラマツキャップに通じるものがあって、そう思うとAの前半は、
けっこう原点回帰していますね。
・もちろん、美川隊員もすばらしい。
美人で頭が良くてそれでいていやみがない。何というか、男性から見た理想の女性というより、仕事の先輩として尊敬できる女性、という感じです。
これはそれまでにはない新しい人間像なのですが、ウルトラマンAの大きな魅力の一つになっています。
・超獣の造形
なにしろ第一話がベロクロンですから。帰ってきたウルトラマンのやる気のない造形に比べて、もう全然違います。あと、ガランとか、アプラサールとか、他にもいろいろ。オリジナルで、個性があって、かつ怪獣(超獣)として美しい。これも、後半ではグダグダになってしまうのですが。
・空間が広い
同じ4:3のTV画面なのですが、描かれている空間が広いのですよね。富士山麓に基地があるということで富士山を背景にする事が多いというのも雄大さが感じられるのですが、前半は本当に特撮スタジオが広かったのだそうで、なるほどスケール感がよく出ていて、見ていて気持ちが良い。
さて、そんなAですが、3月に前半終わってしまうのですよね。もう牛神男もステラポラリスも天女も終わっちゃったし。まあ、ご覧になる方は、何かの機会に是非前半をご覧ください。
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