そりゃ英語の勉強じゃない
山手線の電車の中で放映されている「ドン・シボリオーネの英語でシャベリオーネ」という英会話のコンテンツがあるんですが、この間見ていたら、こんなのがありました。
・質問:セロテープを英語(米語)で何という?
・答え: Scoch Tape
そりゃ、「アメリカではスコッチ(3M)がシェアがあって、日本ではセロテープ(積水化学)がシェアがある」というだけの話で、それは英語の勉強じゃないでしょう。他の会社がアメリカでシェアを取ったら英語が変わるのか?
いや、アメリカで「そこのスコッチテープ取って」って言えば通じる、というのはわかるんですけどね。
たとえばこれが宅配便の話だとすると、
・質問:宅急便を英語で何といいますか
・答え:Fedex
と言っているようなものです。
そもそも宅急便やセロテープなどという特定の会社の商標名で聞くからおかしくなる。
「宅配便を英語で何と言いますか」と言う風に一般名詞で聞かなくちゃいけないでしょう。
セロテープみたいな、登録商標が一般化しちゃった例を使うからややこしくなってしまうんだと思います。
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