デイリー道場14回目の入選ありがとうございます。
別館31個目の記事「がんばれ!国産宇宙観光船開発者たち 第27回ISTSから」がデイリー道場に14回目の入選をしました。
半年間のブランクが空いた後の復帰第一作ということで、石原道場主と林編集長には、かなり点数を甘くしていただいたのではないかと思います。ありがたいことだと思います。
今回大変だったのは、時間が空いてしまっているために、すっかり忘れている部分があって、記事の内容の正確性が下がっていたことです。
そこで、コメントでもいただいていますが、このほかにもいろいろな方々に確認や修正をいただいて完成したわけです。
ご協力いただいた方々には本当に感謝しています。ありがとうございました。
事実に関する記述は、皆様のおかげで、正確度を上げることができたのですが、
残念なことは、私の意見の論拠としていた部分に多数の誤りがあり、そこは直したものの、全体のストーリーまで書きなおす元気がなく、結果として、言いたいことが十分に言えなかったということです。
結局は、普段の自分の知識不足が原因なわけで、自業自得かもしれません。
せっかくなので、ここで一つだけ書いておきます。上の写真を見てください。
エキシビションの見学風景ですが、見学者は、写真の黄色いロープと緑の柵から中へは入れません。説明は「安全のため」ということでした。
ところがよく見ると柵とロープの中に多数の椅子席が並んでいるのがわかるでしょうか。
写真で陰に隠れている所にも多数の椅子が並んでいるのです。
見学者はみんな立っているのに!。
おそらく「来賓」のための席だったと思われるのですが、残念ながらJAXAの期待した「来賓」は最後まで一人も来なかったようでした。
椅子席は最後までずっと空いていたのです。
1973年版の映画「日本沈没」では、東京大地震で避難場所のなくなった都民を救うため、丹波哲郎扮する総理大臣が宮内庁に電話で「門を開け、避難民を宮城に入れてください!」と叫ぶシーンがありますが、私はこの時体調を崩していて、長時間立っていられない状態でしたので、ひょっとしたらそのような差配があるかと密かに期待していたのですが、残念ながらそういうことはありませんでした。
結局、JAXAから見た「お客さん」は、研究や開発のためにお金を出してくれる役人や政治家であって、一般市民ではないわけです。
私は「いつかみんなを宇宙につれて行ってくれる組織」がJAXAだと信じていたのですが、立川理事長のお話にもあるとおり、はっきりと「そうではない」ということです。
個人的には大変残念なことだと思います。
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