新・日本一。あべのハルカス300m 初日の人々
新しく誕生した日本一の高さのビル「あべのハルカス」。いよいよ最上階の展望台「ハルカス300」がオープンした。初日の最初の時間に来た人は楽しい人ばかりだ。
オープン初日のハルカス300と、最初に見に来た人たちの様子をお届けします。
目篭的には久しぶりに女の子の写真が載せられて満足です。(すべて許諾済)
ハルカス300はあべのハルカス最上階の展望台部分
「あべのハルカス」は、高さ300m。それまで日本一だった横浜ランドマークタワーより4m高い、日本一の高層ビルです。
そして、その最上階部分にある展望台がハルカス300。2014年3月7日(金)にいよいよオープン。東京のスカイツリーには負けますが、ビルの展望台としては日本一の高さです。
60~58Fの様子(裏技を紹介)
ハルカス300は、2014年3月末までは予約制です。当日行っても入れません。
予約した人が、けっこうわかりにくい「次はあっち」「次はこっち」という指示に従って、右往左往しながら最初に到着するのが、60階の「天上回廊」です。写真でたくさんの人がいる上の部分。
と、いうわけで、のっけから裏技の紹介になってしまいますが、この写真は初日12:00オープンで、12:15分ごろの写真です。下の板張りのところ(58Fの「天上庭園」)がガラ空きなのがわかるでしょうか。
そう。来た人は、まず「天井回廊」で360度をぐるっと見ようとするので、最初の時間は58Fがガラ空きなのです。58F~60Fはエレベータで何度でも自由に行き来できますし、そもそも2F下がったぐらいでは、景色はほとんど変わりません。
なので、裏技は、「その日の最初の時間に予約して、60Fに着いたらすぐ、58Fに降りる」です。
ただし、後述するように「天気がよければ」ですが。
西側の眺め
本題に入る前に、せっかくなので、ちょっとだけ四方を見渡してみます。一周する少しの間ご辛抱ください。お急ぎの方は飛ばしても結構です。
で、写真が西側。我が家のある神戸方面ですが、これぐらいの曇りでも、残念ながら神戸は見えません。
まあ、我が家からハルカスを見た覚えがないので、当たり前と言えば当たり前なのですが。
西側を見るのは怖い
上の写真、なんか踏み込みが甘いことに気づかれたでしょうか。実は西側の端は、こんな形で下がガラスになっています。上に乗ってしまえば、真下に見えるのは58Fの床なのですが、高所恐怖症には、その1歩を踏み出す勇気がありません。
北側の眺め
北側です。左側が梅田方面、中央右寄りがOBP・大阪城方面ですが、大阪城がどこにあるかわかるでしょうか。まずは中央右よりの黒っぽい建物に注目してください。(マウスオンで矢印が出ます)
意外と小さい
見学の人たちが一様に囁いていたのが「大阪城、意外と小さい」という事でした。上の写真の黒っぽいビルの隣にあるのですが、わかりませんよね。
ちなみに、ハルカス300には「コインで覗ける双眼鏡」みたいなものは一切ありませんので、訪れるときには、オペラグラスみたいなものでも、双眼鏡を持っていった方が楽しめます
東側の眺め
東側の眺めです。生駒山脈まで続く広大な「近鉄平野」(この一帯の交通はほとんど近鉄。)ひょっとしたら、近鉄がハルカスを作ったのは、これを見せたかったからなのかもしれません。
なお、地平線が曲がっているように見えるのは、多分超広角で撮ったせいだと思います。
南側の眺め
南側です。堺、和歌山方面。高いところから眺めることの面白さの一つは、知っている場所を見つけることにあるのだと改めて思いました。正直、南側は私には全くさっぱり、どこがどこやらです。
「あべのべあ」と中国?のマスコミ
写真左側は、あべのハルカスのマスコット「あべのべあ」です。
さて、ここからが本題の一人目。右側の女性なんですが、「PRESS」バッジと報道の腕章を着けてるのですが、「一緒に撮って、撮って!」というノリでした。何か様子が違うな、と思って聞いていると、言葉が中国語だったので、恐らく中国か台湾のマスコミの方だと思います。多分そういう報道スタイルなのでしょう。「とっても日本大好き」という感じだったので、台湾の方が可能性高いかな。
おみやげは「あべのべあ」(60F)
というわけで、60階にあった唯一のお土産ワゴンが「あべのべあ」でいっぱいなのはわかるのですが、問題は....
SHOP HARUKAS300も...
59Fにある公式グッズショップ「SHOP HARUKAS 300」も、ほとんどが「あべのべあ」なんですよ。
バウムクーヘンも、ドロップも、ゴーフルも、キャラメルも、ストラップもタオルもみーんな「あべのべあ」です。
59Fのショップは広いので、もうすこし、絵葉書とか、あべのハルカスという建物のグッズとか、あってもいいと思うのですが、とにかく「あべのべあ」一色!。
58Fにはカフェが
と、いうわけで、58Fに降りてきました。58Fは広い「天空庭園」とカフェがあります。
スカイラテ
注文したのは「スカイラテ」。きっとこれが名物だと思ったのですが、あとでわかった事ですが、あの「パインアメ」がソフトクリームになっていて、ハルカス300のここ、58Fだけの限定販売だそうです。黄色いソフトクリームを持っている人はたくさん見かけたのですが、まさかそういうものとは!。おかげで写真撮りもらしました。58Fの名物は「あべのべあ」じゃないんです。
博覧会一番乗り、の巨匠に会う
で、ラテを食べていると、なにやら面白そうな人たちの一群が。思い切って声をかけてみると、どうやら、あちこちの博覧会などで一番乗りを目指している人たちの集まりらしい。
写真の二神 敦さんは、私も行って記事にした韓国・麗水万博に、なんと一番乗りだったそうです。日本から行く人は珍しいと思って記事にしたのですが、一番乗りの方がおられたとは。師匠、参りました!。
で、二神さんが手に持っているのは、ついこの間まで日本一だった横浜ランドマークタワーの展望台「スカイガーデン」の2番目の入場者であることを示す認定書。
残念ながら、今回ハルカス300では3番目だったそうです。
<追記 2014.4.22>
本日、韓国 WAND SEAWEEDS EXPO 2014 会場の 二神 敦 さんから絵葉書をいただきましたので、追記しておきます。一番乗りとのこと。おめでとうございます。
戸松遥とあべのハルカス
あべのハルカスの一番乗りといえば、この方たちを忘れてはいけません。この方たちは、声優「戸松遥(とまつ・はるか)」さんのファン。
戸松遥さんは愛称を「ハルカス」というのですが、実はこれは「あべのハルカス」の命名以前からなのです。
それで、戸松遥ファンにとって「あべのハルカス」は聖地。昨年10月の低層階オープンの時、一番乗りを果たしたのは、戸松遥ファンだったのです。
しかし、前述の二神さんの話では、残念ながら今回は4番目だったとの事。
(念のために言うと、私は戸松遥さんのファンではありません。同じ特撮顔出し声優なら、もちろん内田真礼さん押し、同じ「遥」さんなら、誰よりも何よりも大島遥さん押しです。
などという話題は、多分誰もわからないと思うので、是非「目篭の特撮専科」で。)
そして、彼女たちです。
ジャンプ写真は、あちこちでやられているわけですが、地上300mで、しかもオープンの日にやったのは恐らくこの子たちが初めてでしょう。
なかなかタイミングが合わないらしく、何度も何度も試していて、途中から知らないおじさんが撮影に協力して、更に何度も取り直しをしたのですが、それでもうまくいかず、私が58Fを一周して戻ってきてもまだやっていました。
私も、横から何回か撮って、うまくタイミングが合ったといえるのはこれだけ。この写真ではよくわかりませんが、本当にかわいらしい女子高生たちだったので、手伝ってあげればよかったのですが、前述のおじさんを見ていると、ちょっと自信がありませんでした。
スタッフに名前がない
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女の子と言えば、ハルカス300にはこんな制服を着た女性の方があちこちにおられます。
『ハルカスガールとか言うんですか?』と伺ったところ、「スタッフ(展望階アテンダントスタッフ)ということで、特に愛称とかはないですね」とのことでした。
ハルカス300の特徴
ハルカス300の特徴は、天井が高く、さらに建物の全周が展望台になっているので視界が広いことです。特に58Fは2層分の高さがあるので更に広く感じます。私はスカイツリーに行ったことはなく、また高層ビルの展望台をすべて知っているわけではありませんが、他にはなかなかない特徴だと思います。
雪が...
そうこうしているうちに雪が降ってきました。そう。58Fの欠点は、「屋外」だということ。
土砂降りならどうなるか
幸い、雪はすぐに止みましたが、床はご覧の通りに濡れています。
もしこれが、ゲリラ豪雨のような土砂降りの雨だったらどうなっていたでしょう。
いやむしろ、それこそネット記事には格好のネタかもしれませんが、残念ながら、3月中の入場は予約者のみなので、大雨が降ったからといって、あわててハルカスに行っても入れません。4月以降に誰かやってみてください。
終わりに替えて
ハルカス300には「どの景色は何という建物」などと書かれた案内板がありません。それは入場のときに貰うパンフレットに載っているので、貰っても奥深くにしまいこんだりしないように気をつけましょう。
写真は、すぐお隣り(電車で一駅)にある、「通天閣」展望台の案内板です。通天閣の展望台には、もちろん案内板や双眼鏡があり、エレベータで降りた階から出口を出るまでには2フロアにわたって延々と各種のみやげ物が並びます。
ハルカスにこれらの物がないのは、このすぐ隣のライバル、「いかにも観光地・コテコテの大阪」である通天閣と差別化を図りたかったからなのかもしれません。
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