続・「宇宙カフェ」めぐり(大阪篇)
昨年開催され、私のブログ記事『開店!渋谷「宇宙カフェ」めぐり』でも大変ご好評をいただいた、東急ハンズカフェとJAXAのコラボ「人工衛星カフェ」が、大阪梅田でも開催されることになった。
せっかくなので、大阪にあるもう一つの宇宙カフェ、「星カフェSPICA」も訪ねることにした。
「宇宙カフェめぐり」大阪篇です。(首都圏の方は、前述の『開店!渋谷「宇宙カフェ」めぐり』をご覧ください。)
まずは梅田東急ハンズ
東急ハンズは大阪駅南側のサウスゲートビル、大丸梅田店の中にあります。ハンズカフェは10Fです。
渋谷の時と違って、宇宙服や宇宙グッズの販売は、カフェの目の前ではなく、少し手前にありますので、注意しましょう。
「人工衛星カフェ」はこんな感じ
「人工衛星カフェ」入り口から見るとこんな感じです。H2Aロケットの模型が入り口にあります。
壁際と丸テーブルにあるカウンター席が「宇宙」している席で、奥のファミリー&ボックス席には特に「宇宙」ぽいものはない感じでした。
丸テーブルには
丸テーブルには、いろいろな惑星の模型、と思いきやこれみんなパズルになっています。その他、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」の模型など。
うっかり見過ごしそうになりますが
目立たないので、うっかり見過ごしてしまいそうになりますが、これは陸域観測技術衛星「だいち」からのデータで作成した、梅田周辺の立体地図です。
壁には和田ラヂヲさんの4コマ漫画が
壁際のカウンター席の上には、和田ラジヲさんによる、人工衛星キャラの4コマ漫画が書かれています。これは、渋谷の時にはなかった趣向です。
その下には、JAXAの雑誌やパンフなどが
座る席の前には、JAXAの雑誌やパンフが置かれています。
レジ前もオリジナル
レジカウンター周辺に貼ってある人工衛星からの写真も、渋谷の時と大きさが違うし、梅田オリジナルのようです。
お待ちかね、期間限定メニュー
お待ちかねの期間限定メニュー、今回は写真の2つです。さっそくいただきます。
火星DAソーダ
火星DAソーダ。上に浮かんでいる赤いカシスシャーベットが火星をあらわしているとのこと。
飲食をすると、渋谷の時と同じく、和田ラジヲさんの人工衛星キャラクター付きのコースターがいただけます。
SPACY焼きキーマカレー
SPACY焼きキーマカレー。真ん中が地球で、それを回る人工衛星たちを表しているんだそうです。
けっこう、混んでます。
「人工衛星カフェ」梅田ですが、行ったのがGW初日の4/26だったこともあって、結構混んでました。朝一の11:00頃は待たずに座れましたが、夕方17:00頃にもう一度立ち寄ったら30分待ちで、しかも期間限定メニューは売り切れになっていました。なので、行かれる方はお早めに。
開催期間は 2014年 4/26(土)~ 5/31(土)
ハンズカフェの営業時間は
平日:11:00~21:00(L.O. 20:30)
土曜日:10:00~21:00(L.O. 20:30)
日曜・祝日:10:00~20:30迄(L.O. 20:00)
公式は多分JAXAのこれかな?。
「人工衛星カフェ (JAXA×東急ハンズ梅田店コラボレーション)」
大阪にも常設の「宇宙カフェ」が
以前の記事でもご紹介したように、渋谷もハンズの「人工衛星カフェ」は期間限定でしたが、同じ渋谷(正確には表参道)に常設の「宇宙かふぇ」がありました。
実はここ大阪にも、常設の「宇宙カフェ」があります。その名は「星カフェSPICA」
残念ながらカフェ&バーのうち現在カフェ営業は行っておらず、バー営業だけとの事ですが、もちろんソフトドリンクはあります。そして、楽しいイベントも。
まずはご紹介です。
「星カフェSPICA」は松屋町
星カフェSPICAは、人形と結納で有名な松屋町にあります。地下鉄鶴見緑地線松屋町駅を出て、松屋町筋を南へ。一つ目の道を左に折れると、写真のような大きな木が書かれたビルがあります。このビルの5階。前の写真の看板が出ているところが階段の入り口です。
中は暗い
店内では、星座や星の投影を行っているので、とても暗いです。
メニューは懐中電灯で照らします
なので、メニューは懐中電灯で照らします。懐中電灯完備。
一杯目は「アンドロメダ」
まずは、オリジナルカクテルから、「アンドロメダ」を。おお、これはまさしくアンドロメダ銀河!。
最初のツマミは「タコライス銀河」
ツマミはやはりオリジナルメニューから「タコライス銀河」。銀河といってもわれわれのの住む銀河系ではなく、どこか遠くにある銀河なのでしょう。タコライス銀河。
二杯目は「はやぶさ」
2杯目もオリジナルカクテルから「はやぶさ」。STONE'S(石)というお酒とSKYY(空)というお酒から作ったので「はやぶさ」だそうです。空の石を取りに行く探査機、というわけですね。オリジナルカクテルには他にも「アンタレス」「ジュピター」「ミルキーウェイ」など。
2つ目のアテは「星の欠片のガトーショコラ」
二つ目のアテもオリジナルメニューから「星の欠片のガトーショコラ」。星のかけらを食べてみたらチョコレートの味がするんでしょうか。オリジナルメニューには他にも「衝突銀河ライス」など。
三杯目は「天翔宙」
三杯目は鹿児島の焼酎、「天翔宙」。天翔宙は、国際宇宙ステーションに上げて帰ってきた酵母で作った「宇宙だより」でも有名ですね。
このお店にはオリジナルカクテルの他にも、いろいろな「宇宙」のお酒が置いてあります。バーで「宇宙関係」をやっているということで、自然と集まってくるとの事。
私も「土佐宇宙酒」や「宇宙ビール」の記事を書いているぐらい、「宇宙」のお酒は大好きなのですが、私が知らないお酒も結構あって、話は盛り上がりました。
そうこうしているうちに
そんなわけで、すっかりいい機嫌になっていると、壁にこのような掲示が。
そう、このお店では、プラネタリウム解説や、(晴れていれば)星空観望会があるのです。
プラネタリウム解説は軽妙で面白く、さすが星のソムリエ(星空案内人)の資格を持つ方です。
そして観望会
次は屋上に出て、天体望遠鏡で星を見ます。大阪のど真ん中でも星は見えるし、大阪のど真ん中のような所で星を見ておくと、「満天の星」みたいな所に行った時に、どこにどの星があるか、すぐわかるようになるとの事です。星が少ない方が覚えやすいですからね。
見たのは、木星、火星、土星など
この日、見せてもらったのは、木星、火星、土星と、死兆星という星。
木星や土星は、縞や輪がしっかり見え、大阪のど真ん中でもこんなにきれいに見えるのか、とちょっと感動。
死兆星(アルコル)は、北斗七星のミザールの少し下にある星で、視力が弱くなってこの星が見えなくなったらそろそろ寿命が尽きる頃なのではないか、ということから名づけられた星です。有名な某アニメでは「見えたら死ぬ」ことになっているそうですが、違います。
ちなみに上の写真で真ん中に光っているのが火星です。(それ以外は多分あなたのディスプレイのホコリです)
電話で予約を
お話によれば、ここの所、週末は予約でいっぱいで、ゴールデンウイークも予約で埋まりつつあるとの事。行かれる方は、是非事前に予約か、最低限でも電話で問い合わせを。
「星カフェスピカ」 公式ホームページは
電話番号は06-6777-4066
営業時間は 18:00-24:00
定休日は火曜日ですが、GW中は不規則対応のようですので、上記HPをご参照ください。
と、いうわけで、「宇宙カフェ」めぐり(大阪篇)は以上でした。
姉妹編「開店!渋谷「宇宙カフェ」めぐり」もよろしくお願いします。
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