「謎」ロケットについて
お待たせしました。10/13,14のロケット交流会で展示、講演する「謎」ロケットの概要です。
「謎」ロケットは、2018年9月に静岡県の「麓キャンプ場(ふもとっぱら)」で行われる予定の大型モデルロケットのイベントで打ち上げるはずだった、打上げ場所にも縁のある、あるアニメをテーマにしたロケットとサットです。
残念ながらイベントそのものが中止となってしまった関係で、打ち上げることができなくなってしまいました。
また、打ち上げがないのでは、版権元にとって何のメリットもないと思われるので、このロケット&サットに関してのみ、あえて使用許諾の確認を行っておりません。
そこで、ロケット交流会では、塗装、描画等を行っていない「素体」の状態で展示を行います。なのでたとえ推測できたとしても、元の作品名などをネットに書き込むなどはご遠慮ください。
また、ロケット交流会は無料の展示会であり、該当のロケット及びサットは一切販売等を行わない非営利のものですので、この形で何らの権利侵害を犯すとは考えておりませんが、権利者の方で、何か問題があるようでしたら、プロフィールのメールアドレスから至急ご連絡いただきますようお願いいたします。
「謎」ロケット1(素体)
「謎」ロケットその1は、上記写真の形状のロケットです。
くだんのアニメでは、オープニングのタイトルバックと、最終回の冒頭に登場します。
アニメに出てくるロケットと若干形状は異なるのですが、アニメの通りの形にすると、少なくとも私には打ち上げることができない(笑)
キャラクターロケットについては、常々「全部Initiatorじゃないか」という批判があったのですが、(ちなみに目篭自身は他にもいろいろなロケットを打っています。このブログの読者ならご存知ですね)そういう意味でも、今回、この形状、「ピラミッドロケット」と言われる分野ですが、で実績ができることには大変期待していたのですが、残念です。
また、このピラミッドロケットをG型で打ち上げるのも珍しいそうで、そういう意味でも残念です。
(実は、このロケットの製作は先行していたので、胴体に絵は既に貼り付け済みです。仕方がないので、上から白い紙を貼っています。展示もこの格好で行います)
「謎」サット(素体)
「謎」ロケット2のキャラクタロケットから放出される、「謎」サットです。
アニメに登場する、マスコットキャラがモデルです。
中には、GPSと920MHz通信回路を積んでいて、前回「ボスサット」の時にできなかった、920MHzで自分の位置情報を送出する予定でした。なお、この回路自身はロケット交流会でも展示します。
「謎」ロケット2(素体)
アニメの主人公の一人をキャラクターロケット化したものです。
主人公は二人いるのですが、もう一人は頭の形状が独特なので、この、ノーズコーンを見ていただければ、どちらかはわかると思います。
キャラクターロケットとしては、顔のどの部分までをノーズコーンにするかが工夫のしどころだと思っていたのですが。
この場所でしか打ち上げられないキャラクターロケット
そもそも、日本にいくつとしかない大型モデルロケット打上げ場所(「麓キャンプ場」)そのものが出てくる(第2話、第3話)アニメで、なおかつ、SFでもない普通のアニメにもかかわらず、ちゃんとロケットが登場するという、キャラクターロケットにとってこんな機会は2度とない作品ですので、張り切って作成したのですが、イベント自身が中止となるという、思いかけない結果になってしまいました。
中止の経緯からすると、麓キャンプ場では二度とイベントが行なわれないようですので、これらのサットは、恐らく永遠に打ち上げられないでしょう。
そこで今回、ロケット交流会で、無理やり「素体」という形で展示することにしました。
2018年10月13日(土)14日(日)お台場 日本科学未来館 です。 講演もします。
よろしくお願いします。
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コメント
お待たせしました。
「謎」ロケット、テントロケットの打ち上げに成功しました。詳しくはこちらの記事で。
(残念ながら許諾は降りなかったので、「謎」は「謎」のままですが。)
http://mekago.cocolog-nifty.com/modelrocket/2019/10/post-b2e791.html
投稿: 目篭 | 2019年10月18日 (金) 04時45分