2021朝霧大型モデルロケット打上げ報告
この機体、実は、HIIBを擬人化したキャラがあるので、それをもう一度ロケットに戻して打つ、という前代未聞のチャレンジのために作った機体です。しかし、あろうことか、キャラクタの使用許諾が降りなかった!。某アウトドアアニメに次いで、まさかの許諾2連敗!。
なのでまた「白塗り」です。本来はキャラクタロケットとしての塗装がされている筈でした。
このキャラについては、今後とも引き続き諦めずに許諾交渉行っていくつもりですので、著作権者の方、是非お考えを変えていただければ幸いです。
絵はこちらで描きますので、何のお手間も要りません。打ち上げるだけですので、権利侵害も滅多とあり得ないはずです。ただOKとだけ言っていただければ結構ですので。
そういうわけで機体の方は、HIIBのノーズコーンを取り換えた形になっています。取り換えたノーズコーンが顔の部分です。
HIIBは一度も失敗したことのない、ウルトラマン80みたいなロケットなので、もしシリーズが続いていたら、HTV以外も運んだかもしれない、そんな風に考えると、ノーズコーン交換はぎりぎりありうるかなぁ、というキャラクターと実機の間でのぎりぎりの選択です。
元のキャラクターはHIIBのキュッとすぼまった部分の形を活かして、和服のキャラクターになっています。帯を締めると、その下の所が台形になりますよね。
HIIBのような形状のロケットでは、モデルロケットの場合、安定が取れないので、透明な羽根を付けるのが普通です。
が、今回、G75という大変強力なエンジンを使ったため、発射時にこの透明羽根がすべて爆風で折れてしまいました。
「羽根が奥まで差し込まれていなかったのではないか」などという人がいますが、さすがにそういう初心者みたいなことはしていないので、4枚とも羽根の根元はしっかりついています。
なお、もし著作権者様から許諾がいただけたら、次回打ち上げでは、デフレクターを斜めにすることによりこの問題は解決できると考えています。透明羽根で、もともと見えないものですので、キャラクターロケットとしては、今回のようなことが起きても影響はなかったものと思われます。なお、羽根の破断以外、打ち上げ、開傘、回収はすべて成功しました。
打上げ動画その1は射点の固定カメラです。Metal Stormの様子がよくわかります。
https://youtube.com/shorts/ay0WuZZrl_0
打上げ動画その2は、塩田州史様よりいただいたもので、使わせていただいたのはおそらく奥様が撮影されたものです。
自分で打っていると、撮影ができないので、いつも大変助かっております。ありがとうございます。
https://youtu.be/6AD0J6zhp4k
補足:この記事は2021-9-23に書かれたものですが、誤って非公開になっていました。
気が付いて2022-7-30に慌てて公開したものです。
特に見直していませんので、現時点との間のずれはどうかご容赦ください。
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